”Road to 8hours” 鈴鹿300km耐久ロードレース
2009年6月12日(金)〜14日(日)
「”Road to 8hours” 鈴鹿300km耐久ロードレース」
会場:鈴鹿サーキット(三重県)
#44 ウイダーD.D.BOYS with A−STYLE
児玉勇太/津田一磨 組 HondaCBR1000RR(EWCクラス)
予選10位・決勝9位
シーズン初参戦の鈴鹿を9位完走。
マシン、ライダーともに8耐に向け多くの収穫を得る
12日(金)スポーツ走行、13日(土)スポーツ走行、公式予選
2009年ウイダーD.D.BOYSの鈴鹿8耐は、MotoGPオフィシャルスポンサーとして記憶も新しいA−STYLE(I.T.O.Japan様)と新たにパートナーシップを結び、前哨戦である鈴鹿300km耐久ロードレースも、ウイダーD.D.BOYS with A−STYLEとしてエントリーしている。 第1ライダーにはチームの若手育成ライダー児玉勇太と、第2ライダーには、児玉と同様、昨年の全日本JSB1000クラスにて成長を見せた、21歳の若手ライダー津田一磨のペアで挑む。 しかし、ライダー2名ともに今シーズンは残念ながら鈴鹿の実戦経験がなく、児玉は4月に開催された鈴鹿2&4にエントリーするもチーム事情により欠場。津田は各チーム体制縮小によりシートを失っており今回が初の実戦。チームにとってこの鈴鹿300kmは、鈴鹿8耐に向け重要な位置付けの大会となった。
レースウィーク前にはブリヂストンテスト走行の機会があり、児玉、津田ともに走行。児玉は全日本第3戦オートポリスに参戦したこともあり、自己ベスト近くまで感覚を戻し、津田もラップを重ねるごとにタイムを詰め徐々に感覚を取り戻す。
ウイークに入った12日(金)スポーツ走行は、1時間×3枠の内、エンジンのライフを考え2枠を走行。13日(土)午前のスポーツと合わせライダーの慣熟と車体のセットアップを進める。
13日(土)午後からの公式予選1回目は、児玉が2分11秒656、津田が2分12秒068をベストに9位で終える。2回目は児玉が僅かに1回目を更新し2分11秒346を記録するが、他チームも更新し総合結果10位となる。
14日(日)ウォームアップ、決勝レース
14日(日)は、朝から強い日差しの夏日となり、決勝レース時には気温も30度近くに上昇。路面温度も50度を上回る。
決勝レースは13時10分にスタート。ル・マン式スタートを無難に決めた児玉は、グリッド通りの10番手前後で1コーナーに進入。2ラップ目からは、出口選手(PLOT FARO PANTERA)や野田選手(テルル・ハニービー)といったウイダーD.D.BOYSの歴代ライダー達と8位争いを展開。しかし、マシンのセッティング不足から児玉が徐々に後退する。
そして、燃料残量ランプの点灯により、予定よりも1周早い24ラップ目に児玉がピットイン。タイヤ交換とガス給油を行い、第2ライダーの津田に交代。津田に交代した際に順位は単独9位となり、セッティング不足のマシンをカバーしながらラップを重ねポジションを維持。そのまま9位でチェッカーを受けた。
ライダー
コメント
児玉 勇太
「台数も多く思いのほかタイムが出せませんでしが、予選はこれまででベストなセッティングで挑みました。しかし、決勝レースではまだまだ課題が多く悔しいレースとなりました。鈴鹿8耐に向け安定して速く走れるマシンに仕上げ、自身もトレーニングを重ね課題を解決し、鈴鹿300kmで抜かれた選手を抜き返します」
津田 一磨
「まだ、ライダーとマシンを合わせきれていませんが、実戦を通し感覚はほぼ取り戻しました。マシンもどうしたいかセッティングの方向性も掴めてきたので、児玉君と相談をして上を狙いたい。マシンも体力もレベルアップを図り鈴鹿8耐に挑みます」
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