”Road to 8hours”鈴鹿300kmロードレース
2008年6月6日(金)〜8日(日)
「”Road to 8hours”鈴鹿300kmロードレース」
会場:鈴鹿サーキット
ウイダーD.D.BOYS/#44児玉勇太 予選28位・決勝26位 (EWCクラス)

MCシケイン進入でスリップダウン。56位から追い上げる

6日(木)スポーツ走行、7日公式予選

 レースウィークまで、テストの機会がなかったため、まだマシンに乗っていない出口 修の参戦は見送り、児玉勇太1名での参戦となった。とはいえ、児玉も鈴鹿の走行は今シーズン初めて。6日(金)の特別スポーツ走行は、積極的にマシンのセッティングを進める。午前の走行には2分15秒、午後の走行には2分13秒台と順調に作業を進める。7日(土)公式予選も継続しマシンのセッティングを進めるも、結果にはつながらず2分14秒530をベストに終え、28番グリットとなる。

8日(日)ウォームアップ、決勝レース

 予選では結果にはつながらなかったものの、逆に各種セッティングのトライで方向性をつかむことができ、朝のウォームアップ走行で別セットをトライ。良い方向が確認できウォームアップを15番手で終える。
 決勝レースは、午後1時スタート。慣れないル・マン式スタートに若干出遅れるが、3コーナー進入で児玉の目前で多重転倒が発生。レースは赤旗中断となる。
 レースは仕切り直され、午後1時40分に再スタート。オープニングラップを20位で通過。タイムも予選を上回るタイムでラップを重ね、11ラップには西嶋選手(BEET LUMIX RACING)をパスし17位に、15ラップには奥田選手(チームOSGフェニックス&モトスポーツ)をパスし15位に浮上。しかし、18ラップに2輪専用シケイン進入でフロントからスリップダウン。児玉はすぐに再スタートしピットインする。マシンは軽症だったため、レバー調整のみでそのままコースイン。順位を56位まで落とす。その後、通常ピットインをはさみ、チェッカーまで2分14秒台をコンスタントにマーク。26位まで追い上げたところで、チェッカーとなった。

ライダー
コメント
「朝のウォームアップで、セッティングが進んでいることが確認でき、決勝レースは挑んでいくことができました。レース中、予選よりもベストなタイムを安定して維持することができました。しかし、シケインで転倒し、念のためピットインしました。そのまま走行もできたため、1回多くなったピットインのロスも分かり、8耐に向け勉強になりました。8耐ペアの出口さんもチームに同行し、色々とアドバイスをいただき、レース中もトライができました。1人での走行でしたが、ウイダー・トレーニングラボの成果で、最後まで集中力を切らすことがなくタイムを維持し走り切ることが出来ました」

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