MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦「スーパーバイクレースin九州」
2008年5月23日〜5月25日
MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦「スーパーバイクレースin九州」
会場:オートポリス
ウイダーD.D.BOYS/#44児玉勇太 予選26位・決勝18位 (JSB1000クラス)

予選ラストでスリップダウン。
最後列から好スタートを決め、ポイントを獲得


23日(木)ART合同走行、24日公式予選

 九州出身の児玉勇太にとってオートポリスは、地方選手権でチャンピオン獲得経験のあるコース。23日ART合同走行は、ドライコンディションの中、午前50分・午後50分を走行。走行時間の少ない児玉にとって、走りなれたコースでセッティングを進める良い機会となった。24日公式予選は、開始前に雨が本格的に降り出し、コースは完全なウェットコンディションに。午前、午後とシード枠のレギュラー陣に続く順位で、ウェットのマシンセッティングを進めていくが、午後の残り10分で路面が一部乾き始め、各車が一斉にタイムアップしはじめたところで、児玉がヘアピンコーナーでスリップダウン。そのまま予選を終える。
 それまでの予選タイムが、トップとのタイム差107%より1秒上回っていたため予選は通過。26番手のグリッドを得る。

25日(日)ウォームアップ、決勝レース

 早朝には雨も止み、9時すぎからスタートのウォームアップ走行時にはコースも所々乾き始める。レインでコースインするライダーも多い中、ドライ時のセッティングを決勝に向けさらに進めるため、スリックタイヤで走行。僅か10分間の走行ではあったが、児玉も良い感触で確認が取れ8番手で終える。
 決勝レースは、午後2時30分にスタート。不本意な最後列から、2列はパスする抜群の好スタートを決め、オープニングラップは18番手に浮上。レース後半は、#25本田選手(Z-TECH)と17番手争いとなり、何度かパスするも僅かに届かず0.2秒差で18位でチェッカーとなった。第2戦筑波に続きポイントを獲得。開幕から3戦完走を果たした。

ライダー
コメント
「朝のウォームアップからセッティングも進み、決勝レースに挑みました。スタートが自分でも驚くほどうまくいって、前のグループについていこうと頑張りましたが、何度かオーバーラン気味になりマシンに合わせたペースで走りきりました」

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